コダックDC20のUNIX系OS用画像転送プログラムについて

このカメラ用の Linux用画像転送プログラム が岡田 昌史さんにより公開されています。

以前 FreeBSD, Solaris2.x で動かすためのパッチを私のページにおいていましたが、
オリジナルにパッチの内容が組み込まれました。
dc20-1.7.tar.gz 以降の版では、Linux, FreeBSD, Solaris2 で動作します。
その他のUNIXをベースにしたOSでも、termiosをサポートしていれば動かせると思います。

dc20-1.7.tar.gz では、次の機能をサポートします。

• カメラから画像を読みとり、標準出力へCMTフォーマットで出力する
• カメラからサムネイル画像を読みとり、標準出力へPGMフォーマットで出力する
• 撮影する
• カメラ内の画像を消去する
• カメラの情報を得る

画像の転送速度は、115200bps までサポートします。
38400bps だとフルイメージ取得に約30秒ですが、115200bps が使えると12秒程度です。
但し、SPARC システムの一部では、ハードウエア的制限のため 38400bps までです。

オリジナルのドキュメントにもありますが、このプログラムだけでは画像形式が一般的ではありません。
吉田 英樹さん 作の cmttoppm が必要です。

サンプル画像 がありますので御覧ください。

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