SunOS 4.x で FDDI ドライバをカーネルにスタティックリンクする


SunFDDI は、SPARC システムの Sbus/PCIbus に追加するカードです。
Sbus は 1つで、シングルエンド、またはデュアルエンドの FDDI リンクをサポートします。
コネクタは SC 形式で、MIC への変換ケーブルが付属しています。

SunFDDI 5.0 のドライバは、SunOS 4.x 配下ではダイナミックローダブルモジュールとして使用するようマニュアルに記述されています。
一般的にはこれ以外のドライバ使用法はなく、マニュアルにも、

「カーネルがローダブルモジュールをサポートしていないなら、
  ちゃんとローダブルモジュールを使えるカーネルにしてからインストールしてね」
という意味のことが書いてあります。

ところが、インストールスクリプト内にはどうやらスタティックリンクできそうな記述があります。
スクリプト内ではその部分は動かないようになっているのですが、手動でやってみました。
なんとか動いているようなので、その方法を記録しておきます。
今回やってみたのは、
SunFDDI SAS X1025A + SS20 同等品 + 日本語 Solaris 1.1.2 です。

但し、この方法はメーカーからのサポートは一切受けられなくなると予想されます。
これは私の私的な記録であり、もちろん私も何の保証も致しませんのでご了承ください。

メーカーもサポートしないことをやってみようという方は少ないと思いますが、
「あらできるのね」程度にやってみたい方の参考になれば幸いです。


How to link SunFDDI driver into SunOS 4.x kernel
(Plain text, if you back to here, use browser back sequence)
SunOS 4.x カーネルへ FDDI ドライバをスタティックリンクする方法
(テキストファイル、ここへ戻るにはブラウザのバック手順を使ってください)

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